武道と柔術から見た、古い世界と新しい世界のはなし
こんにちは、花です°˖✧
私は一年くらい不思議な柔術を習っています。
以前は武道をやっていましたが、この柔術といったらやることが全く真逆です!
武道の先生には、「氣を出せ!」と怒鳴られてましたが
柔術の先生には、「やるきない感じくらいがいいよ~」と言われます。
武道の先生には、「重心をやや前にするように」よく指導されてましたが、
柔術の先生には、「重心は背中側(後ろ)に持っていくように」指導されます。
武道の先生には、「反り腰はダメ!腰をまっすぐにするように」指導されていましたが
柔術の先生には、「反り腰でいいよ。本来腰にはカーブがあるんだから」と言われました。
他にもいろいろあります。
武道の先生に受け入れられずに、ダメだと言われていたことが
この柔術の先生にはすべて肯定されます。
同じ武術でもこんなに世界が違います。
私は随分長い間武道の先生と合わずに苦しんできましたが
この不思議な柔術と出会って、
私が悪いのではなくて、いる環境が合ってないのかもしれないと
気づき始めました。
でも先生を変えることは不義理ではないかと
10か月くらい並行しながら悩みつつがんばっていました。
全く違うエッセンスを取り入れ始めた私の武道の技は
明らかにまわりの人と違うところが出てきました。
そしてそっちの方が私には正解のようにしか思えませんでした。
結局、うまくいかない方向のことをがんばっても成果が出にくいし苦しかったので
さすがにこの道は違うだろうと見切りをつけました。
昭和ならまだしも、令和の時代に努力や根性は通用しないのです。
今の新しい波動の高くなった世界では、
進むべき道は開かれやすいのです。
(もちろんやるべきことはやる必要はあるでしょうけど)
たまに、以前の武道のことを考えてみることがあります。
「なんで私はあんなに苦労してしまったんだろう?」って。
最近ふとその答えが降ってきました。
「あの世界は今までの私の地球(日本)の世界の
縮図のようなもの」
そうだったのです!
上があって、下がある。
先生だけが偉くて他はそれ以外。強者と弱者。
どんなに人格的におかしなところがあっても
先生を敬わなくてはいけない。支配の世界。
先生は進級とか昇段させてくれる存在だから
持ち上げて、ゴマを擦って、忖度した方がいい。
ルールがあって規律を守らない人はダメな人。
自分(個性)を殺してみんなに合わせなくてはいけない。
集団が大事。
・・・書いていて辛い。(T_T)
もちろん、根性とか努力とか真剣勝負が好きな人もいるのはわかるので
それは好き好きだからそういう人はその世界を楽しめばいいと思うよ。
私はそれとは違うので。
新しい世界は、みんなが対等。
誰かがすごいとかじゃないくて、みんなそれぞれがすごい。
個人が力を持つ。
個だけど、みんなとつながっていて調和がとれてる。
本来の自分でいられるのがいい状態。
それぞれが生きていていい。
みんながWINWIN。
素敵な新しい世界でのびのびわたしを生きよう☆
今が苦しい人は自分のいる場所を一度疑ってみたほうがいい。
きっとそこはあなたの世界じゃないよ。